幻香げんこう)” の例文
長女いとは馬場氏に嫁し、三女とうは山内氏をぎ、次女よし、三男八三郎、四男幻香げんこうは亡くなっていたのである。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
五百の生んだ子には、弘化二年十一月二十六日うまれの三女とう、同三年十月十九日生れの四男幻香げんこう、同四年十月八日生れの四女くががある。四男は死んで生れたので、幻香水子げんこうすいしはその法諡ほうしである。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)