“幸田延子”の読み方と例文
読み方割合
こうだのぶこ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一元論でなく多元論なんです。もし嘉悦孝子かえつたかこ先生や幸田延子こうだのぶこ女史が結婚せられ、下田歌子しもだうたこ先生が再婚せられたのであったら、あれだけの社会的事業は出来なかったでしょう。
女子の独立自営 (新字新仮名) / 与謝野晶子(著)
寒い朝そこらにたたずんでいますと、北国から来た列車の屋根が真白に雪をかぶっています。それを珍しく見ました。私どもの教室へ、まだ洋行前の幸田延子こうだのぶこ氏が、よく参観に来ていられました。
鴎外の思い出 (新字新仮名) / 小金井喜美子(著)