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平面
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ひらおもて
ふりがな文庫
“
平面
(
ひらおもて
)” の例文
心もち
平面
(
ひらおもて
)
の、鼻が少し低いが私の好きな口の小さい——尤も笑うと少し崩れるが、——眼も
平常
(
いつも
)
はそう好くなかった。
別れたる妻に送る手紙
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
涙に濡れた青白い頬、その
平面
(
ひらおもて
)
をクワツと竈の火が照して言ひやうもなく惱ましいのを、平次は手を擧げて招きました。
銭形平次捕物控:048 お藤は解く
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
女は色の黒い
平面
(
ひらおもて
)
で、斜に釣り上つた目であること、肩の幅の広いことなどが薄暗い中でも私に感ぜられました。
女が来て
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
いつも綿を入れたり、
火熨斗
(
ひのし
)
をかけている
女房
(
おかみ
)
さんは、
平面
(
ひらおもて
)
ではあったが目に立つ顔で、多い毛を、太い
輪
(
わ
)
のおばこに結っていた。岩井松之助という、その頃の女形の役者に似ている気がした。
旧聞日本橋:06 古屋島七兵衛
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
涙に濡れた青白い頬、その
平面
(
ひらおもて
)
をカッと竈の火が照して言いようもなく悩ましいのを、平次は手を挙げて招きました。
銭形平次捕物控:048 お藤は解く
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
“平面”の意味
《名詞》
平面(へいめん)
平らな表面の事。
幾何学において面内のすべての二点を結ぶ直線が含まれる線。
水平面の事。
(出典:Wiktionary)
“平面”の解説
平面(へいめん、plane)とは、平らな表面のことである。平らな面。一般的には曲面や立体などと対比されつつ理解されている。
(出典:Wikipedia)
平
常用漢字
小3
部首:⼲
5画
面
常用漢字
小3
部首:⾯
9画
“平面”で始まる語句
平面板
平面幾何