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平曲
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へいきょく
ふりがな文庫
“
平曲
(
へいきょく
)” の例文
平曲
(
へいきょく
)
をと望むときは、苦痛をそれに忘れたいとする容子らしく、すると次の間では、
畏
(
かしこ
)
まって、ただちに琵琶を掻き鳴らす者があった。
私本太平記:13 黒白帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
職屋敷ではまず従来から乞食扱いにされていた
盲
(
めしい
)
の琵琶弾きを収容して、これに官の
印可
(
いんか
)
と保護を与えた。また、すさんだ大道芸に
平曲
(
へいきょく
)
のよさを習得させた。
私本太平記:13 黒白帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
小督
(
こごう
)
だな」
平曲
(
へいきょく
)
はちかごろ
流行
(
はや
)
っているので蜘蛛太にも、それだけわかった。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“平曲”の解説
平曲(へいきょく)は、語りもの音楽の一ジャンルもしくは一演奏様式。盲目の琵琶法師が琵琶をかき鳴らしながら語った『平家物語』のメロディおよびその演奏様式で、物語琵琶のひとつ。
(出典:Wikipedia)
平
常用漢字
小3
部首:⼲
5画
曲
常用漢字
小3
部首:⽈
6画
“平曲”で始まる語句
平曲好