幇間式ほうかんしき)” の例文
一方にただ上品でつやも香気も無くしなびていたものと他の一方には活気はあるけれどもただ騒々しい幇間式ほうかんしきの芸術とを、二つほどよく配合してそこに詩情を托せんとした、新しい試みにあったかと思う。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)