“帰化（きか）” の例文

彼女にして初めて梅の花を簪にすることが出来る。彼は重ねて思うた。米国からＦ女史が帰化（きか）して、日本に伝道に来る。日本からお馨さんが米国に往って米国の人達に敬愛されて死ぬる。

みみずのたはこと (新字新仮名) ／ 徳冨健次郎、徳冨蘆花(著)

と星野さんは京都に帰化（きか）したと言っている丈けに頗る西京贔負（さいきょうびいき）だ。

ぐうたら道中記 (新字新仮名) ／ 佐々木邦(著)

「氏は、帰化（きか）日本人です。その前は、印度（インド）に籍（せき）がありました」

のろのろ砲弾の驚異：――金博士シリーズ・１―― (新字新仮名) ／ 海野十三(著)

“帰化”の意味

《名詞》

（context、legal）国籍を得てその国の国民になること。

（context、biology）生物が原産地以外の地域に運ばれ繁殖するようになること。
(出典:Wiktionary)

“帰化”の解説

帰化（きか、en: Naturalization）は、ある国家の国籍を有しない外国人が、国籍の取得を申請して、ある国家がその外国人に対して新たに国籍を認めること。
(出典:Wikipedia)

帰	常用漢字 小２ 部首:⼱ 10画
化	常用漢字 小３ 部首:⼔ 4画