“巴里娘”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
パリつこ50.0%
パリイむすめ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「さうだよ。とう/\お前の『箱』が來たのだ。隅の方へ持つて行きなさい。巴里娘(パリつこ)さん。そして取り出してお遊びなさい。」
この小さな巴里娘(パリつこ)の衣裳のことに對する熱心な本然の願ひには、傷(いた)ましいと同時にいさゝか滑稽けいなものがあつた。
幾世紀の洗練を経たる Alexandrine(アレキサンドリン) 十二音の詩句を以て、自在にミュッセをして巴里娘(パリイむすめ)の踊の裾(すそ)を歌わしめよ。われにはまた来歴ある一中節(いっちゅうぶし)の『黒髪』がある。
妾宅 (新字新仮名) / 永井荷風(著)