“巨摩郡”の読み方と例文
読み方割合
こまごおり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
巨摩郡こまごおりから雇われた長吉、長太という二人の犬殺しの名人であって、それを見物するのが主催者の神尾主膳をはじめ、勤番の上下にわたる有志の者であります。
甲府から西へ六里ばかり、巨摩郡こまごおり甘利郷あまりごうという山間の村に、「みどう」と呼ばれる地主の屋敷がある。おもてむきは単なる百姓の地主で、べつに苗字はなく、代々の主人は清左衛門という。
山彦乙女 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
これより甲斐国かいのくに巨摩郡こまごおり……
大菩薩峠:08 白根山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)