山辺赤人やまべのあかひと)” の例文
万葉まんよう』の歌人山辺赤人やまべのあかひとになりますと、自然の景色をうたうことが最も得意でありました。柿本人麿かきのもとのひとまろにしましても景色を諷った歌もたくさんにあります。
俳句への道 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
天地あめつちのわかれし時ゆ、神さびて」と歌った山辺赤人やまべのあかひとは旅人であった。
不尽の高根 (新字新仮名) / 小島烏水(著)