屋台とか、山車とか、お船とかいふ様なものは、此標の山の名残りの形と見る事が出来る。松本の青山様も、此様式のものであらう。
さて此様に、竿頭の依代から屋上の作り物、屋内の飾り人形或は旗竿尾の装飾にまで拡がつてゐるだしの用語例は、直ちに、江戸の祭りの山車の起原に導いてくれる。
さすれば、山車・鉾・山の関係は、次の図に示す様なものである。〓此名称の分岐点は、各部分の特徴から分化して来たものなる事は、改めて説明する迄も無からう。
“山車”の解説
山車(だし、さんしゃ)は、日本で祭礼の際に引いたり担いだりする出し物の総称。花や人形などで豪華な装飾が施されていることが多い。地方によって呼称や形式が異なり、曳山(ひきやま)・祭屋台(まつりやたい、単に屋台とも)などとも称される。神幸祭などの行事では、この山車が町の中をねり歩き行列となることもある。
厳密に言うと、山の形状を模したり、上に木を立てて山の象徴としたものを「山」、それらがない屋根の付いた曳き物が「屋台」と分類される。
ただし、実際は祭礼ごとに形状に関係なく、名称がどちらかに統一されている場合が多い。
(出典:Wikipedia)
厳密に言うと、山の形状を模したり、上に木を立てて山の象徴としたものを「山」、それらがない屋根の付いた曳き物が「屋台」と分類される。
ただし、実際は祭礼ごとに形状に関係なく、名称がどちらかに統一されている場合が多い。
(出典:Wikipedia)