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居坐
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いすわ
ふりがな文庫
“
居坐
(
いすわ
)” の例文
だから早く顋髯を生やして上下の
釣合
(
つりあい
)
を取るようにすれば、顔の
居坐
(
いすわ
)
りがよくなって動かなくなりますと答えた。
思い出す事など
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
上の子二人は小学校へも行くといふ年になつた。父親は小学校の教員を勤めて十円か十一円の月給を取つて居る。二十年
一日
(
いちじつ
)
の如く働いて居るが月給も二十年
居坐
(
いすわ
)
りである。
病牀六尺
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
また君江が果してどういう行動を取るかをも見究めたいような心持もしたが、それまで自分がここに
居坐
(
いすわ
)
っていてはやりにくかろうと察して、ほどなく勘定を払って外へ出た。
つゆのあとさき
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
もしこの上、あなたがたがここに
居坐
(
いすわ
)
っていたら、それこそ何もかも、ごっそり行かれてしまうことでしょうねえ。僕の身も破滅だろうし、あなただっても、どうせろくなことはないでしょうよ。
ワーニャ伯父さん:――田園生活の情景 四幕――
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
居
常用漢字
小5
部首:⼫
8画
坐
漢検準1級
部首:⼟
7画
“居坐”で始まる語句
居坐居