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居周
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いまわり
ふりがな文庫
“
居周
(
いまわり
)” の例文
生家
(
さと
)
の
居周
(
いまわり
)
にある昔からの知合の家などであったが、受けて来る仕事は、大抵
詰襟
(
つめえり
)
の労働服か、自転車乗の
半窄袴
(
はんズボン
)
ぐらいのものであった。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
崖造
(
がけづくり
)
の新しい二階などが、蚕の揚り時などに遊びに来る、
居周
(
いまわり
)
の人達を迎えるために、地下室の形を備えている味噌蔵の上に建出されてあったりした。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
「この町は先ずこれだけのものだけれど、
居周
(
いまわり
)
には、またそれぞれ大きな家があるからね」壮太郎は、茶盆や湯沸をそこへ持出して来ると、羽織をぬいで
胡坐
(
あぐら
)
を
掻
(
か
)
きながら
呟
(
つぶや
)
いた。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
居
常用漢字
小5
部首:⼫
8画
周
常用漢字
小4
部首:⼝
8画
“居周”で始まる語句
居周囲
居周圍