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尸位素餐
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しいそさん
ふりがな文庫
“
尸位素餐
(
しいそさん
)” の例文
尸位素餐
(
しいそさん
)
に生を
貪
(
むさぼ
)
っているのではないという自信を道庵先生に持たせることが、つまり、その生活を空虚から救って充実せしめる所以でありました。
大菩薩峠:39 京の夢おう坂の夢の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
それぢやあまるでいつも君が痛罵しとつた、
尸位素餐
(
しいそさん
)
の官吏も同じ事ぢやないか
誰が罪
(新字旧仮名)
/
清水紫琴
(著)
がこれらは咎め立するほどの、
価値
(
ねうち
)
ある罪人ではない。それよりも、もつと大きな罪人には、
尸位素餐
(
しいそさん
)
、爵禄を貪つてゐる上に、役得といふ名の下に、いろいろな不埓を、働いてゐる
徒輩
(
ともがら
)
もある。
誰が罪
(新字旧仮名)
/
清水紫琴
(著)
尸位素餐
(
しいそさん
)
ということになる。
大菩薩峠:39 京の夢おう坂の夢の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
尸
漢検1級
部首:⼫
3画
位
常用漢字
小4
部首:⼈
7画
素
常用漢字
小5
部首:⽷
10画
餐
漢検準1級
部首:⾷
16画