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小掻捲
ふりがな文庫
“小掻捲”の読み方と例文
読み方
割合
こがいま
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こがいま
(逆引き)
一時に四十二度まで熱の上った子供は、火のような体を
小掻捲
(
こがいま
)
きにくるまれながら、集まって来た人々の膝のうえで一日
昏睡
(
こんすい
)
状態に陥ちていた。そして断え間なく黒い青い便が、便器で取られた。
黴
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
お庄は声もかけずに、そっと押入れから
小掻捲
(
こがいま
)
きを取り出して
被
(
か
)
けてやると、置き床のうえに据えた鏡台の前に坐って、
銀杏返
(
いちょうがえ
)
しの
鬢
(
びん
)
を直したり、白粉をつけたりして、やがてまた部屋を出て行った。
足迹
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
小掻捲(こがいま)の例文をもっと
(2作品)
見る
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
掻
漢検準1級
部首:⼿
11画
捲
漢検準1級
部首:⼿
11画
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小掻卷
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