“寨寺”の読み方と例文
読み方割合
とりででら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
観心寺、龍泉寺、天野山金剛寺あまのざんこんごうじみね谷々の寨寺とりででらで、護国のかねが鳴りひびいた。正行、正時の霊を弔う鐘であった。折から降り出した満天の散華さんげは、白い春の雪とって——。
日本名婦伝:大楠公夫人 (新字新仮名) / 吉川英治(著)