寛厳かんげん)” の例文
文部省の審査官を責むるものもあり、その責めやうにもいくらか程度の寛厳かんげんがあるやうであるが、余の考へにては世間一般の人が責める所の方面、即ち著者の粗漏そろうとか、審査の粗漏とかいふ事でなく
病牀六尺 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)