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家中
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やうち
ふりがな文庫
“
家中
(
やうち
)” の例文
叔母一行が来て
家中
(
やうち
)
が賑つてる所へ、夕方から村の有志家が三四人、門前寺の
梁
(
やな
)
に落ちたといふ川鱒を
携
(
も
)
つて来て酒が始つたので、病床のお柳までが鉢巻をして起きるといふ混雑
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
某
(
なにがし
)
とよばるるドクトルも小首をかたむくるほどなれば。
家中
(
やうち
)
の混雑一方ならず。このごろ養子
勤
(
つとむ
)
が帰朝以来。「こう忙がしくってはたまらん」など。取次ぎの書生の苦情もかしまし。
藪の鶯
(新字新仮名)
/
三宅花圃
(著)
“家中”の意味
《名詞》
(かちゅう、いえじゅう)家、屋敷の中。
(かちゅう、いえじゅう)家全体。家族全員。
(かちゅう)大名の家臣全体。
(出典:Wiktionary)
“家中”の解説
家中(かちゅう)は、日本の中世から近世にかけての武家、およびその家臣団のことである。江戸時代においては大名領(藩)を支配する組織、または大名に仕える武士(藩士)のこと、あるいは大名の領土自体を指した。
(出典:Wikipedia)
家
常用漢字
小2
部首:⼧
10画
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
“家中”で始まる語句
家中誰
家中取鎮
家中粒選