“宋儒”の読み方と例文
読み方割合
そうじゅ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
新しい智識は、海の彼方よりわがちょうの古い公卿たちへも、若い血しおを注ぎ入れた。大義親を滅せよ、と宋儒そうじゅの学はいっている。俊基は身を以て、その先駆に立つのだ。
私本太平記:02 婆娑羅帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
宋儒そうじゅの如き心を明かにするとか、身を修めるとかいふやうな工夫も全くこれを否認しただ聖人の道を行へばそれで善いといふ処はよほど豁達かったつな大見識で、丁度真宗しんしゅう阿弥陀様あみださまを絶対と立てて
病牀六尺 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)