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孱細
ふりがな文庫
“孱細”の読み方と例文
読み方
割合
かぼそ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かぼそ
(逆引き)
しかし相手は
孱細
(
かぼそ
)
い娘である。まさかに物取りや
巾着切
(
きんちゃっき
)
りでもあるまい。文字春は今年二十六で、女としては大柄の方であった。
半七捕物帳:16 津の国屋
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
お前だからまあその位のことで済んだが、あんな
孱細
(
かぼそ
)
い娘っ子が荒熊に取っ
捉
(
つか
)
まって見ねえ。どんな大怪我を
半七捕物帳:29 熊の死骸
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
たとい平安時代の殿上人にもせよ、実雅はともかくも武人の少将である、しかも力自慢の大男である。その大男に強くひかれて、
孱細
(
かぼそ
)
い左少弁は意気地もなくへなへなとそこに引き据えられた。
玉藻の前
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
孱細(かぼそ)の例文をもっと
(3作品)
見る
孱
漢検1級
部首:⼦
12画
細
常用漢字
小2
部首:⽷
11画
“孱”で始まる語句
孱弱
孱顔
孱
孱々
孱然
孱陵
孱弱矢
孱願亦