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嬪
ふりがな文庫
“嬪”の読み方と例文
読み方
割合
ひん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひん
(逆引き)
もっとも歴世、後宮の
嬪
(
ひん
)
には、大みきさきに次いで、
女御
(
にょご
)
、
更衣
(
こうい
)
など、寵妃の数にかぎりはない制度だったので、ひとり後醍醐のみを怨じ奉る筋あいもない。
私本太平記:01 あしかが帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
銘々が自分の娘を
嬪
(
ひん
)
だの夫人だのというものにして自分の血縁を天皇に立てようと企むに至って、相続のたびに、否、常に相続をめぐって、お家騒動の絶え間なき連続のようなものだ。
安吾の新日本地理:04 飛鳥の幻――吉野・大和の巻――
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
嬪(ひん)の例文をもっと
(2作品)
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“嬪”の解説
嬪(ひん)、または皇嬪は中国の後宮で歴史的に用いられた皇帝の妃嬪に与えられる位号・封号の一つであり、同時代の東アジアの各地域、日本、朝鮮半島、ベトナムなどでも見られた。
文献的には礼記の中に次のように記載されている。
いにしえの天子の后は六宮、三夫人、九嬪、二十七世婦、八十一御妻を立て、以て天下の内治を聴き、以て婦道を明らかにした
これに倣い、後代の王朝でも嬪の号が使われてきた。
(出典:Wikipedia)
嬪
漢検1級
部首:⼥
17画
“嬪”を含む語句
別嬪
妃嬪
嬪妾
佳嬪
貴嬪采女
貴嬪
美嬪
宮嬪
嬪御
嬪宮
嬪嬙
嬪媛
嬪妃
姫嬪
名嬪
別嬪連中
別嬪盛
侍嬪
“嬪”のふりがなが多い著者
吉川英治
坂口安吾