“婬風”の読み方と例文
読み方割合
いんぷう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
で、その心に熱心に欲するところは男子は女子を求め女子は男子を求める事で、これは老人から少年少女に至るまでそういう有様ですから婬風いんぷうは実に盛んであります。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
王朝の頃大江匡衡おおえのまさひらは『見遊女序ゆうじょをみるのじょ』を書いてこの川筋の繁昌はんじょうをしるし婬風いんぷうをなげいているなかに、河陽ハすなわチ山、河、摂、三州ノ間ニ介シ、天下ノ要津ようしんナリ、西ヨリ、東ヨリ、南ヨリ、北ヨリ
蘆刈 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)