婬逸いんいつ)” の例文
その代りに彼は東羅馬ローマの滅亡の内的要因となっておった放恣ほうし婬逸いんいつを受け取った。人間の病毒が知らぬ間にその人の全身を犯しているように、この新鋭の国を腐敗せしめたのである。
文明史の教訓 (新字新仮名) / 大隈重信(著)