婉嬋えんぜん)” の例文
たいした貴族の娘ではないらしかったが婉嬋えんぜんとした美貌びぼうの人であったと、好色な方であったから、それきり消えるようにいなくなってしまったことを残念でたまらぬように思召おぼしめしては
源氏物語:53 浮舟 (新字新仮名) / 紫式部(著)