“姫路革”の読み方と例文
読み方割合
ひめじがわ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その寺に、今から三、四代前とやらの住職が寂滅じゃくめつの際に、わしが死んでも五十年たったのちでなくては、この文庫は開けてはならない、と遺言ゆいごんしたとか言伝えられた堅固な姫路革ひめじがわはこがあった。
榎物語 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
姫路革ひめじがわ状筥じょうばこ朱漆しゅうるしに短檠の灯がてらと照った。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)