姐娘あねご)” の例文
端正どころか、これだと、しごきで、頽然たいぜんとしていた事になる。もっとも、おいらんの心中などを書く若造を対手あいてゆえの、心易さの姐娘あねご挙動ふるまいであったろうも知れぬ。
薄紅梅 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)