妻恋つまこい)” の例文
旧字:妻戀
彼等もまた私のように物思ものおもいしているからだろう、というのである。どういう物思かというに、妻恋つまこいをして、妻を慕いつつ飛んで行くという気持で、自分の心持を雁に引移して感じて居るのである。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)