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妲妃
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だつき
ふりがな文庫
“
妲妃
(
だつき
)” の例文
この時、源之助は一番目に
妲妃
(
だつき
)
のお百といふ大役をしてゐる。この芝居の殺し場は、女二人で男を殺すなど、役にも変化があり、最後まで悪人のはびこる芝居である。
役者の一生
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
羽賀井一心斎
(
はがゐいつしんさい
)
を知つたのも、
妲妃
(
だつき
)
のお百を知つたのも、国定忠次を知つたのも、
祐天上人
(
いうてんしやうにん
)
を知つたのも、
八百屋
(
やほや
)
お七を知つたのも、
髪結新三
(
かみゆひしんざ
)
を知つたのも、原田甲斐を知つたのも
僻見
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
あの気性の女は……細川ガラシャと
妲妃
(
だつき
)
のお百を一しょにしたようなものだ。見破る者がなければ、満太郎も殺されて、不義の子良介が家督をつぐことになったであろう。居室には鍵がかかっていた。
明治開化 安吾捕物:02 その一 舞踏会殺人事件
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
妲
漢検1級
部首:⼥
8画
妃
常用漢字
中学
部首:⼥
6画
“妲”で始まる語句
妲己