妖霊星ようれいぼし)” の例文
「天王寺の妖霊星ようれいぼし!」羽団扇はうちわで膝をたたきながら、僧正天狗、頼宣卿、さも豪壮に歌いだした。
剣侠受難 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
童謡わらべうたにまで流行った“天王寺の妖霊星ようれいぼし……”を、誰かが改作したものらしく、高時は思うこと、言いたいことを、即興的に加えて、酒間、酔うとよく、謡い踊っていたものだった。
私本太平記:08 新田帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
弱法師と歌っている合唱が、妖霊星ようれいぼし妖霊星と。
私本太平記:02 婆娑羅帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
天王寺てんおうじ妖霊星ようれいぼし! 天王寺の妖霊星!」
弓道中祖伝 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
妖霊星ようれいぼし
私本太平記:02 婆娑羅帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)