妖物ようぶつ)” の例文
しょくの西南の山中には一種の妖物ようぶつが棲んでいて、その形は猿に似ている。身のたけは七尺ぐらいで、人の如くに歩み、つ善く走る。
おそらく何かの妖物ようぶつであろうと思われるので、堅くこばんで入れなかった。外の声もいつかやんだ。