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太夫
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こったい
ふりがな文庫
“
太夫
(
こったい
)” の例文
「今晩は内にいやはりますよってどうぞ来ておくれやす。
太夫
(
こったい
)
がそういうてはります」という、いつにない
女衆
(
おなごしゅ
)
が気の軽い返事である。
霜凍る宵
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
揚屋の送り迎えに八文字を踏んで祇園街を練り歩いていたそのころ廓の者が太夫を尊敬して呼び習わした通称を今でもなお口にして
太夫
(
こったい
)
といっているのであった。
霜凍る宵
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
そして幾度も案内を
乞
(
こ
)
うと、やっと渋々出て来て、「
太夫
(
こったい
)
どすか、今いやはりゃしまへん」
霜凍る宵
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
太
常用漢字
小2
部首:⼤
4画
夫
常用漢字
小4
部首:⼤
4画
“太夫”で始まる語句
太夫元
太夫様
太夫房覚明
太夫房
太夫町
太夫着
太夫職
太夫衆
太夫連
太夫為俊