“天衣紛”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くもにまがう50.0%
クモニマガフ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
明治十四年三月の新富座初演で、名題は「天衣紛くもにまがう上野初花」と云うことになっているが、黙阿弥は明治七年十月の河原崎座で「雲上野三衣策前さんえのさくまえ」の名題のもとに同じ題材を取り扱っている。
寄席と芝居と (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
四度目、新富座四月狂言「天衣紛クモニマガフ上野初花」に、大口の禿かぶろ春。五度目、新富座七月興行の二番目「土蜘蛛」に太刀持ち小源次。
市村羽左衛門論 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)