“天国（はらいそう）” の例文

旧字：天國

ないないかような大難に逢（お）うて、天主（でうす）様の御救（おたす）けに与（あずか）り、天国（はらいそう）へ生れて、安楽な活計（たつき）に、ひもじい目にも逢（あ）わず、瓔珞（ようらく）をさげていたいと願うていたところじゃ、早う打ち殺して

切支丹転び (新字新仮名) ／ 田中貢太郎(著)

「邪見（じゃけん）なお前さんの心にも天国（はらいそう）が近づいて来た」

切支丹転び (新字新仮名) ／ 田中貢太郎(著)

「天国（はらいそう）、天国、天主（でうす）、天主」

切支丹転び (新字新仮名) ／ 田中貢太郎(著)

“天国”の意味

《名詞》
天 国（てんごく）

存命中に良いことをした死者あるいは、その魂がいると考えられている場所。特に、キリスト教におけるものを言う。

すばらしい場所。楽園。

特定の事物が満ちあふれた、あるいは優遇された場所や時間。
(出典:Wiktionary)

“天国”の解説

天国（てんごく、en: heaven）とは、

神や天使などがいて、清浄とされる、天上の理想の世界。

信者の霊魂が永久の祝福を受ける場所（キリスト教での用法）。

（転じて）そこで暮らす者にとって、理想的な世界のこと。何にわずらわされることもない、快適な環境。もしくは、かくあるべきだとする究極の神の創造理想と定義できる世界。
(出典:Wikipedia)

天	常用漢字 小１ 部首:⼤ 4画
国	常用漢字 小２ 部首:⼞ 8画