“大雪崩”の読み方と例文
読み方割合
おおなだれ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それは黒い大雪崩おおなだれとなって、船艙せんそうへ文字どおりになだれ込んだ。仲仕は、その雪崩の下で、落ちて来る石炭を、すみの方へすみの方へと、ショベルでかき寄せた。
海に生くる人々 (新字新仮名) / 葉山嘉樹(著)
暴風の晩など想ってくれたまえ! 大森林がほえかかって来るよ! 大雪崩おおなだれの真昼を
剣侠受難 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)