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大鋸
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おおのこ
ふりがな文庫
“
大鋸
(
おおのこ
)” の例文
大鋸
(
おおのこ
)
町で夏火事にあい、両親と妹に焼け死なれた、おれ一人は
白魚河岸
(
しらうおがし
)
へ釣りにいっていて助かったが、ほかに身寄りは一軒もなかった、おやじは伊勢から出て来たと云ってたが
さぶ
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
その賤しい一筋の思いが、彼をして
行方
(
ゆくえ
)
定めぬ旅に立たせる。背の荷にしょい込んだ幾枚かの
大鋸
(
おおのこ
)
小鋸と何十丁かの
鑢
(
やすり
)
が、彼の生命であり財産でもあった。拓けて行く蝦夷は彼らの
餌食
(
えじき
)
であった。
石狩川
(新字新仮名)
/
本庄陸男
(著)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
鋸
漢検準1級
部首:⾦
16画
“大鋸”で始まる語句
大鋸屑
大鋸町