“大潮”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おおしお66.7%
おほじほ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それがまた釣れるべきはずの、月のない大潮おおしおの日。どうしても釣れないから、吉もとうとうへたばってしまって
幻談 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
よく訊いてみると、きのうは旧暦の三月三日で大潮おおしおにあたるというので、老人は近所の人たちに誘われて、ひさしぶりで品川へ潮干狩しおひがりに出かけると、花どきの癖でひる頃から俄か雨がふり出して来た。
半七捕物帳:32 海坊主 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
暗闇くらやみにさして來る大潮おほじほのやうに
太陽の子 (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)