トップ
>
大方
>
たいほう
ふりがな文庫
“
大方
(
たいほう
)” の例文
すべて狸一派のやり口は
今日
(
こんにち
)
開業医の用いておりやす催眠術でげして、昔からこの手でだいぶ
大方
(
たいほう
)
の諸君子をごまかしたものでげす。
琴のそら音
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
意外にも奇怪
千万
(
せんばん
)
なる
寃罪
(
えんざい
)
の因となりて、一時妾と彼女と引き離されし
滑稽談
(
こっけいだん
)
あり、当時の監獄の真相を
審
(
つまび
)
らかにするの一例ともなるべければ、今その大概を記して、
大方
(
たいほう
)
の参考に供せん。
妾の半生涯
(新字新仮名)
/
福田英子
(著)
“大方”の意味
《名詞》
大 方(たいほう)
見識の広い人。
仏の道。
大部分。殆ど。
(出典:Wiktionary)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
方
常用漢字
小2
部首:⽅
4画
“大方”で始まる語句
大方師
大方村
大方殿
大方郷
大方無隅
大方等大集経
大方広仏華厳経