大団扇おほうちは)” の例文
旧字:大團扇
だが実をいふと、火もまた凉しかつたのに無理はない、その折ふすまの蔭から、小僧の一人が皆に隠れて、両手に大団扇おほうちはをもつて、禅師をあふいでゐたのだから。