大伯母おおおば)” の例文
三人のうちの末の子は一人の大伯母おおおばから十万リーヴルのいい年金を継ぐことになっており、二番目の子はその伯父おじの公爵の称号をつぐことになっており
土用干の本の中に『落窪物語』があったというだけでは、元禄の句としても単純に過ぎるが、この句には「おちくぼのさうし、大伯母おおおば妙貞の娵入よめいり道具の一つとかや」
古句を観る (新字新仮名) / 柴田宵曲(著)
この銀の食器に加うるに、彼がある大伯母おおおばの遺産から所持している、二つの大きな銀の燭台しょくだいがあった。それには二本の蝋燭ろうそくが立てられてたいてい司教の暖炉の上に置かれていた。