壯年わかもの)” の例文
新字:壮年
左の方よりは足助あすけの二郎重景とて、小松殿恩顧のさむらひなるが、維盛卿よりわかきこと二歳にて、今年まさ二十はたち壯年わかもの、上下同じ素絹そけんの水干の下に燃ゆるが如き緋の下袍したぎを見せ
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)
今年二十三の壯年わかものとは、如何にしても見えざりけり。
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)