“壜栓”の読み方と例文
読み方割合
びんせん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けれども、一方五分あまりも積み重なっている埃の層が、かえって、その調査を容易に進行させてくれた。最初眼に止ったのは、壜栓びんせんの外れた青酸加里シヤンニック・ポッタシウムであった。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
これは、木彫りの熊・深山みやまははこの鉢植・一面に瑞西スイツル風景を描いた鈴・智恵の小箱・コルク細工の壜栓びんせん・色塗りの白粉おしろい入れ・等原始的な玩具おもちゃの土産類をひさぐ店々である。
踊る地平線:11 白い謝肉祭 (新字新仮名) / 谷譲次(著)