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壙穴
ふりがな文庫
“壙穴”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
こうけつ
66.7%
つかあな
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こうけつ
(逆引き)
天井の真中に白く塗った空気抜きの窓がただ一つあるだけであった。なんだか「
壙穴
(
こうけつ
)
」という文字がすぐに頭に浮んだ。(大正九年一月)
病中記
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
それはなんだか
兜
(
かぶと
)
の
鉢
(
はち
)
のような格好にも見られた。灰色の
壙穴
(
こうけつ
)
の底に朽ち残った戦衣のくずといったような気もした。
簔虫と蜘蛛
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
壙穴(こうけつ)の例文をもっと
(2作品)
見る
つかあな
(逆引き)
姫は面に喜の色を湛へてこれを語りぬ。われは聞くに忍びずして、いかなれば君は自ら
壙穴
(
つかあな
)
を
穿
(
うが
)
ちて自ら下り入らんとはし給ふぞといひぬ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
壙穴(つかあな)の例文をもっと
(1作品)
見る
壙
漢検1級
部首:⼟
18画
穴
常用漢字
小6
部首:⽳
5画
“壙”で始まる語句
壙
壙誌
“壙穴”のふりがなが多い著者
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
寺田寅彦