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塋域
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えいゐき
ふりがな文庫
“
塋域
(
えいゐき
)” の例文
墓は門を入つて右に折れて往く
塋域
(
えいゐき
)
にある。上に佛像を安置した墓の隣に、
屋盖形
(
やねがた
)
のある石が二基並んで、南に面して立つてゐる。
寿阿弥の手紙
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
日本でも時〻飛んでもないことをする者があつて、先年西の方の某国で或る貴い
塋域
(
えいゐき
)
を犯した事件といふのが伝へられた。
骨董
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
それは板塀を囲らした広い
塋域
(
えいゐき
)
であつて、元禄時代からの先祖の墓が並んでゐた。
椿子物語
(新字旧仮名)
/
高浜虚子
(著)
長崎にある津田繁二さんは徳見氏の
塋域
(
えいゐき
)
二箇所を歴訪したが、名字号等を
彫
(
ゑ
)
らず、皆単に宗淳、伝助等の称を彫つてあるので、これを詳にすることが出来なかつた。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
塋
漢検1級
部首:⼟
13画
域
常用漢字
小6
部首:⼟
11画
“塋”で始まる語句
塋
塋墳
塋穴
塋窟