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塋墳
ふりがな文庫
“塋墳”の読み方と例文
読み方
割合
えいふん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
えいふん
(逆引き)
それから、彼自らの
塋墳
(
えいふん
)
は、彼の弛ゆみない探索によつて探し当てたものであつたが、墓地の全く片隅の湿りの深い垣根際に、無花果のバサバサとした葉の陰に、鈍くブスブス燻されてゐた。
竹藪の家
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
無言の影に言葉を与へ、無数の傷に血を与へやうと思つた。虚偽の泪を流す暇はもう私には与へられない。全てが切実に切迫してゐた。私は生き生きと悲しもう。私は
塋墳
(
えいふん
)
へ帰らなければならない。
ふるさとに寄する讃歌:――夢の総量は空気であつた――
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
塋墳(えいふん)の例文をもっと
(2作品)
見る
塋
漢検1級
部首:⼟
13画
墳
常用漢字
中学
部首:⼟
15画
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塋
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