“塊的”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
かたまり33.3%
マッス33.3%
マツス33.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“塊的”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.1%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆0.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
塊的かたまりになつた睡気は然し後頭の隅に引つ込んで、眼の奥がえて痛むだけだつた。
An Incident (新字旧仮名) / 有島武郎(著)
おそくまで仕事をしてから床に這入はいつたので、重々しい睡気ねむけが頭の奥の方へ追ひ込められて、一つのとげ/\した塊的かたまりとなつて彼の気分を不愉快にした。
An Incident (新字旧仮名) / 有島武郎(著)
向こうに見える山はそのまま寛大と希望とを象徴するような一つの生きた塊的マッスであるのに、君のスケッチ帳に縮め込まれた同じものの姿は、なんの表情も持たない線と面との集まりとより君の目には見えない。
生まれいずる悩み (新字新仮名) / 有島武郎(著)
その男はちょっと頭で挨拶あいさつして囲炉裏の座にはいって来たが、天井の高いだだっ広い台所にともされた五分心ごぶしんのランプと、ちょろちょろと燃える木節きぶしの囲炉裏火とは、黒い大きな塊的マッスとよりこの男を照らさなかった。
生まれいずる悩み (新字新仮名) / 有島武郎(著)
そこには石のやうに黙した水の塊的マツスが凝然として澱んでゐるばかりだ。
運命と人 (新字旧仮名) / 有島武郎(著)