“四生六道”の読み方と例文
読み方割合
ししょうろくどう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
地獄極楽の見世物やら、刀玉採かたなたまどりの大道芸、皿廻しの掛け声、煮込にこみ屋の屋台、焼鳥屋の煙など——。山にはひびく梵音ぼんおんの鐘、池には映る俗衆の悦楽。これやそのまま浄土極楽か、地獄の四生六道ししょうろくどうか。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)