がう)” の例文
がうと云ふ響をこだまにかへして、稀に汽車が向山を通つて行く。寂しい。晝飯に川魚をと注文したら、石狩川を前に置いて、罐詰のたけのこの卵とぢなど食はした。
熊の足跡 (旧字旧仮名) / 徳冨蘆花(著)