問屋どひや)” の例文
大坂屋では是が最高の給額で、利兵衛一人がこれを受け、傍輩に羨まれてゐた。渋江抽斎のさい五百の姉夫あねむこ塗物問屋どひや会津屋宗右衛門方の通番頭は首席を庄太郎と云つて、年給四十両であつた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)