哨戒員しょうかいいん)” の例文
それから巨人機は恐ろしいほどスピードを増して、時間にして五、六時間も飛行した、哨戒員しょうかいいんは暗視機で四方八方を睨み、敵機もし現れるならばと監視をゆるめなかった。
流線間諜 (新字新仮名) / 海野十三(著)
「百十五度の方向だよ。まちがえないようにね。……そのうちに、くりッくりッという怪音かいおんが聞こえだすだろう。その音の方向へ進んでいくんだ。多分七八百メートル先に、例のトロ族の哨戒員しょうかいいんか何かがいると思うよ」
海底都市 (新字新仮名) / 海野十三(著)