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和布刈
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めかり
ふりがな文庫
“
和布刈
(
めかり
)” の例文
私は今も憶えているが、明治の末ごろ、友だちと九州へ行った時、門司で有名な
和布刈
(
めかり
)
神社か
早鞆
(
はやとも
)
神社か、とにかく式内社に行った。
故郷七十年
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
和布刈
(
めかり
)
神社に至る。門司甲宗八幡宮にて披講。「船見えて霧も瀬戸越す嵐かな 宗祇」の句を刻みたる碑あり。
六百句
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
門司市外の
和布刈
(
めかり
)
神社から、
速鞆
(
はやとも
)
ノ瀬戸や壇ノ浦附近を、日の暮れないうちに見ようというわけである。
随筆 新平家
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ここの
速鞆
(
はやとも
)
の神主が、大晦日の晩には衣冠をつけ、鎌と松明を持って、わかめを刈り、神前と国主に供えたのが始まりで、それが謡曲の“
和布刈
(
めかり
)
”であります——と
随筆 新平家
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
と、悟空子のいうがままに、
和布刈
(
めかり
)
神社の裏をまわって、岬の山へ登ってゆく。
随筆 新平家
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“和布刈”の解説
和布刈(めかり)は、福岡県北九州市門司区の地域名。
(出典:Wikipedia)
和
常用漢字
小3
部首:⼝
8画
布
常用漢字
小5
部首:⼱
5画
刈
常用漢字
中学
部首:⼑
4画
“和布”で始まる語句
和布
和布利
和布賣