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含羞草
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おじぎさう
ふりがな文庫
“
含羞草
(
おじぎさう
)” の例文
含羞草
(
おじぎさう
)
の情あるが如き、蓮花の雨を知るの智あるが如き、
蜀葵
(
ひまはり
)
の日を悦ぶが如き、貝殼草や木芙蓉や其の他の多くの草花が、自ら調節して開閉するが如き
努力論
(旧字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
保吉は女と目を合せた
刹那
(
せつな
)
に突然悪魔の乗り移るのを感じた。この女は云はば
含羞草
(
おじぎさう
)
である。一定の刺戟を与へさへすれば、必ず彼の思ふ通りの反応を呈するのに違ひない。しかし刺戟は簡単である。
あばばばば
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
含羞草
(
おじぎさう
)
が感情的に動くの、或植物は
漸々
(
おひ/\
)
に自己の所在地を變更して、歩行するが如き觀をなすのと云つたところで、それは物理生理の然らしむるので、心理の然らしむるのでは無いやうである。
努力論
(旧字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
含
常用漢字
中学
部首:⼝
7画
羞
常用漢字
中学
部首:⽺
11画
草
常用漢字
小1
部首:⾋
9画
“含羞”で始まる語句
含羞
含羞性
含羞旋風